阿嘉島（あかじま）と慶留間島（げるまじま）を繋ぐ阿嘉大橋より撮影。

2015年6月28日～7月8日、沖縄慶良間諸島＆久米島を撮影しました。
この頁では、7/1～7/3の写真を公開。

無断転載厳禁・詳細は、【著作権について】をご参照下さい。

阿嘉島と慶留間島を繋ぐ阿嘉大橋より、東方向・阿嘉新港方面を撮影。

サーキュラーＰＬ（円偏光）フィルターを使用して、
水面反射を除去して撮影。
ＰＬフィルターは、水面反射を除去したり、
反対に水面反射を強調したり、
肉眼では、水中と反射の両方が視認できる状況を、
フィルター回転角度を微調整することで、
どちらか一方を削除（または強調）することが可能となる。
撮影後の色調整では不可能な演出が出来るため、
ＰＬフィルターは風景写真の必須アイテムである。

PLフィルターには、
偏光PLフィルター（クラッシックカメラ用）と、
円偏光サーキュラーPLフィルター（デジタルカメラ対応）の二種類がある。
アルミ素材の枠や、最高級ジュラルミン枠素材、
更に、各種コーティング等々、ピンキリで、価格幅が大きい。
PLフィルターは、「ステップアップリング」を用いれば、
大口径サイズ一つで、小サイズを兼用可能。
上の作品は、サーキュラーPL（円偏光）フィルターを使用。
二重外側リングを回転させて、最大限効果を発揮。
参照リンク：ZX C-PL | ケンコー・トキナー
参照リンク：Zéta Quint C-PL | ケンコー・トキナー

阿嘉島・阿嘉新港の防波堤横に
海亀が生息する「阿嘉ビーチ」がある。

日焼け止めクリームは、陸上撮影日に限定使用！

シュノーケリングで海に入る際には水中帽子、
フード付きラッシュガード上下にて、
日焼け止めクリームで海水汚染する事無く、海での紫外線を完全防御。

日焼け止め対策は、クリーム液だけでは不十分！
首の後ろや頭皮も守る、フード付きのラッシュガードと、
足首からももを守るラッシュガードパンツが必需品！

札幌在住の私は、長袖・フード無しのラッシュガードを持参、
シュノーケリングで、
足の股後部が日焼け止めクリームの効果もなく真っ赤に炎症し、
頭皮が日焼けするなど、１日で、想いもよらない炎症となりました。
翌日は、ズボンを履いたままシュノーケリングツアーに参加し、
石垣島離島ターミナル近く（参照リンク・海のなかま）にて、
急遽、一式購入しました。

私のシュノーケル装備は、
ラッシュガード上下と水中手袋、
マリンブーツと60cmフィン、ライフガードなど、
外海での安全なシューケリングを想定しての備えを行なっている。

シュノーケリング中の事故多発！
晴れていても、白波発生時の遊泳は危険！
ライフベストは常時装着を！
潜水は、特に要注意！
アルコール摂取後や睡眠不足時の入水は危険！
危険性を回避して、安全な海ライフを！

阿嘉ビーチの海亀（タイマイ）は、
珊瑚礁の中を泳ぐので絵になる。

海亀は、数分程度に１回、呼吸のために浮上する。

海亀が食したおこぼれを、セナスジベラが食している。

参照：池間島・池間ブロックのセナスジベラ

遊泳者への注意！
海亀を追いかけて泳ぐと、
海亀は恐怖を感じて逃げます。
側面の離れた距離にて並走するか、
亀が自然に此方へ来るタイミングを待ちます。

ご注意！
この海域は深いので、ライフベスト＆フィンは必須！
また、浅瀬も含めて、マリンスノー発生を抑制するため、
海岸から一度海へ入った際には、海底へ足を付かない。
珊瑚を損傷しない。亀を触らない。

この海域には、浅瀬、珊瑚の森入り口、珊瑚の森と、
３箇所其々を生息とする亀が３匹います。
１匹の亀に固執しなければ、新たな亀に遭遇！

海亀は、呼吸のために水面へ。

阿嘉ビーチの海亀は、
珊瑚礁海域の海藻を食している。

ニシバマビーチは、監視員常駐の限定遊泳区域で、
ボート停泊の手前ブイまでが、遊泳可能な区域。

手前珊瑚の欠片による砂浜から、岩盤層（褐色部分）を超えて海の中へ。

ニシバマビーチは、ブイ近くまで行くと珊瑚があり、
異常に餌付けされたと推定される魚達が近寄って来る。

ロクセンスズメダイが、進路を急に変更して近寄って来た。

水中ワイド21mmの超広角でも、
ロクセンスズメダイが接近して来るため、
ご覧の様なドアップで撮影。

ニシバマビーチのブイ近く（100m相当を泳ぐ）迄で行くと、
魚の群れや活性した珊瑚礁を観察出来るが、
安全確保のためのライフベスト＆フィン、
日焼け防止のためのラッシュガード上下は必須。
過去、この海域では、遊泳者の死亡事故も発生しており、要注意！

参照リンク：イチモンジブダイ｜WEB魚図鑑

ご注意！
シュノーケリングには、ライフベスト＆フィンを着用し、
海中にて、海底及び珊瑚の上に立たない事が、最低マナー！
マリンスノー（海底の細かい砂・浮遊物）の発生は、透明度悪化の要因。
珊瑚の上に立つと、珊瑚損傷の原因。
干潮時の遊泳は、破壊リスクが高まるので要注意！

派手な色味のヤマブキベラの雄も、
遊泳者の私から餌が貰えると勘違いして、近寄って来た。

参照リンク：ヤマブキベラ | WEB魚図鑑

山吹色（やや赤みのある黄色・大判小判色）の魚は、
ヤマブキベラの雌。

ダイバーに人気の「モンガラカワハギ」も、
シュノーケリングにて観察。

参照リンク：モンガラカワハギ（沖縄の魚図鑑）

駐車場脇から撮影。

右奥の島は、
立入禁止区域（国立公園特別保護区）の久場島（くばじま）。

クシバル展望台周辺からは、直下の海岸線が見渡せない。

展望台の瓦が落下しており、強風時は危険！

ワンポイント情報
阿嘉島,慶留間島,外地島,座間味島にハブはいないが、
渡嘉敷島にはハブ（毒蛇）が生息しているので、要注意！

正面の島は、立入禁止区域（国立公園特別保護区）の
屋嘉比島（やかびじま）。

干潮時故、リーフ迄、膝程度の浅瀬が続き、
リーフ周辺では高波となっていた。

ビーチ手前に、駐車スペースは確保されているが、
長い上り坂と幅の狭い道を考慮すると、
この場所へは、レンタルバイクがお薦め！

昔のガイドブックに掲載されていた「ヒズシ西部のビーチ」も、
今では、一部の民宿ツアーが実施されている程度で、
不便な場所故、海中の状態はすこぶる良好。

中岳展望台より望む、
立入禁止区域の久場島（くばじま）

阿嘉大橋の左側に、旅客フェリーが発着する阿嘉新港があり、
右側に、小型ボート発着の阿嘉港がある。

阿嘉島・島内での美味しいランチとカフェ情報
『はぁなCafé』
場所：阿嘉港海岸通り沿い
営業時間12:00〜15:00ないし17:00（1月〜3月中までお休み）
アサイー、パッションフルーツ等と、島豆乳をミックスした豆乳スムージーがお薦め！
島産の貝が入るボンゴレ（パスタ）やピザ、
アイスカフェオレ等々、暑い夏には嬉しいお店！

背景の島は、渡嘉敷島（とかしきじま）で、
水色の部分が「阿波連（あはれん）」である。

慶留間島と外地島を繋ぐ慶留間橋直下の海峡と、
慶留間小学校及びその前の浜を撮影。

慶留間島と外地島を繋ぐ慶留間橋直下の海峡水路と、
右正面奥に久場島を、干潮時に撮影。

慶留間島と外地島を繋ぐ慶留間橋上から、
慶留間小学校及びその前の浜を撮影。

慶留間小学校を含む慶留間島集落を、
外地展望台より、望遠撮影。

右側「慶留間島」と、左側「外地島」を繋ぐ「慶留間橋」を、
アザナムイ展望台より撮影。

慶留間島アザナムイ展望台より、
東北東方面を眺望撮影。
左手前に安室島（無人島）、
右手は渡嘉敷島。

外地展望台より、ケラマ空港の「KERAMA」サインと、
背景には、渡嘉敷島・阿波連海域が水色に輝いている。

外地島展望台より、奥武島（おうしま）を望む。

現在、民間定期航路運行は、行われていない。

ケラマ空港の駐車場にレンタルバイクを駐車して、
「慶良間諸島国立公園」記念碑右手のゲートより、
徒歩約８分程度。

8:45発 → みつしま航路　渡嘉敷島（阿波連）行き船内より撮影。

座間味港へは、那覇泊港から、高速船「クイーンざまみ」と
「フェリーざまみ」が就航している。
高速船は、波高３mで欠航するので、要注意！
参照リンク：フェリー・高速船料金表｜座間味村公式webサイト

座間味島・阿嘉島・渡嘉敷島を繋ぐ「みつしま航路」は、
小型船のため、波の影響を受けしばしば欠航する。
参照リンク：村内交通（村内船・バス・タクシー）ご案内｜座間味村公式webサイト

乗物に弱い方は、下記・酔い止め薬効果大。
事前服用を！（他の薬との併用不可・注意書き参照）

参照リンク： 製薬メーカー・薬情報

阿嘉島フェリーターミナルでは、公衆無線LANの利用が可能。
建物内は、朝8:30〜夕方17:00まで利用可能だが、
外部の椅子周辺などでは、24時間無線LANが利用出来、
衛星天気画像などの確認も、ある程度のスピードで利用出来た。
民宿では、インターネット接続が未整備だったり、
スピードが極端に遅い等、毎日のメール確認等に重宝！

慶留間島の右端には、阿嘉大橋が架かり、
左端には、慶留間大橋が架かる。

参照リンク：座間味村公式webサイト

参照リンク：阿嘉島情報 - 沖縄離島ドットコム

参照リンク：慶留間島情報 - 沖縄離島ドットコム

参照リンク：外地島情報 - 沖縄離島ドットコム

参照リンク：潮汐表　那覇｜気象庁