本年も、「宝泉堂®️」発行の北海道ポストカードを始め、飾れる写真集「北海道に恋して」やオリジナルプリント作品のご購入を賜り、また、絵画「美術作品複写撮影」のご用命など、厚く御礼申し上げます。
来たる２０２３年が、皆様にとっても、良い年となります様に！
２０２２年は、コロナワクチン接種の副反応対応を強いられ、少なからずコロナ禍の影響を受けましたが、「登別・倶多楽湖・オロフレ峠」や「羊蹄山」など北海道内を撮影する事が出来ました。
本年も相変わらず多くの写真無断使用が発生し、匿名サイトについては、プロバイダへ対する発信者情報開示請求や発信者へ対する損害賠償請求など、札幌地裁（本人訴訟）や東京地裁（弁護士へ委任）の複数判決を始め、違法行為者に対する著作権侵害賠償命令や発信者情報開示判例を得ています。ただし、無断使用事件が余りにも多く、令和５年１月２３日札幌地裁判決予定を始め、知財高裁、最高裁など、発信者情報開示請求・複数事件が越年しています。
ツイッターで無断使用された下記「虹雲」写真についても、経由プロバイダに対する令和４年１２月１３日札幌地裁・開示命令判決が下されました。
プロ写真家は、写真使用料金（正規使用・無断使用を問わず）が重要な生活の糧であり、高価なカメラ使用機材（耐用年数が限られる）や旅費などに回して、新たな作品創作活動の原資となります。無断使用が横行し、創作（著作）に対するリターンが無ければ、継続的な創作活動が出来ません。その為、法的責任追求を実施しています。
写真の無断使用は、犯罪です。ツイッターやフェイスブックなどのＳＮＳやアメブロなどのブログサイトや「まとめサイト」を含め、インターネットでの無断掲載（写真泥棒）は、「著作権法」の複製権（20条）、公衆送信権等（23条）違反となり、罰則：著作権法119条で「十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」と、更に、124条で「法人に対して三億円以下の罰金刑」の単純な泥棒よりも重罰規定され、被疑事実ありとしての書類送検に伴い「前歴者（通称・前あり）」となります。
皆様も、前科者・前歴者とならない様に、安易な無断使用にくれぐれもご注意を！
