PDFファイルに余白を設けて、証拠物などを印刷する裏技・第3弾!

 2022年9月3日当ブログ記事では、Windows11でPDFファイル左余白30mm(綴じ代確保)印刷設定手法を公開しましたが、今回は、ホームページの閲覧ブラウザ(Mac)Safari やGoogle CromeでWEBサイトに左余白を30mm確保しての印刷(裁判所提出証拠など)手法について、現行公式ソフトAdobe Creative Cloud のAcrobat(アクロバット)を用いた手法を公開します。
基本:ヘッダー(ページタイトル・印刷日)とフッター(サイトのURL)が印刷される様に、閲覧ブラウザでの印刷画面でチェックを必ず入れます。証拠上、重要な事柄となりますので、お忘れ無く。

【ホームページを閲覧ブラウザの印刷からPDFファイルとして保存】
(Safari)
Mac用Webサイト閲覧ブラウザ(Safari)に当該ホームページを表示させた状態で、ファイル < プリント < PDF 「PDFとして保存」をクリックして閲覧サイトを通常の印刷状態で保存。※プレビューでの保存は、現行では不敵。

(GoogleCrome)
Mac用Webサイト閲覧ブラウザ(Chrome)に当該ホームページを表示させた状態で、ファイル < 印刷 < 送信先 「PDFに保存」をクリックして、更に、下ボタン(保存)をクリックして、閲覧サイトを通常の印刷状態で保存。※プレビューでの保存は、現行では不敵。

【AdobeのAcrobatを用いPDFファイルの左と上に余白を設定した縮小印刷】
① Adobe Creative Clod のAcrobat(アクロバット)で当該PDFファイルを開き、左上(すべてのツール)を表示させ、下段の(さらに表示)をクリックします。

② ツール一覧の中から、中程に表示されている(印刷工程を使用)をクリックし、印刷工程のツール一覧の中から、(ページボックスを設定)をクリックします。

③ (ページボックスを設定)画面の左下(ページサイズを変更)の「固定サイズ(初期設定)」にチェックが入っていますが、「カスタム」をクリックしてか固定サイズからカスタムに変更します。更に、
カスタム幅 247mm 高さ297mm を入力します。
Xオフセット35mm Yオフセット-13mm(GoogleCromeでは4mm)を入力します。

④ (ページボックス)画面右下に表示されている「ページ範囲」を
(開始ページ(初期設定))から、(すべて)をクリックして、(すべて)にチェックを入れます。

⑤ 最後に、(ページボックス)画面右下の(OK)ボタンをクリックして、ページが縮小して、左余白が確保されている事及び、ページ下段に表示されているURLがカットされる事なく、表示されている事を確認します。

⑥ 上記⑤の左余白設定がされたPDFファイルを、Adobe Creative Clod のAcrobat(アクロバット)で開き、プリントを実施して、仕上がりの余白確認をします。
プリンタの印刷設定などで、余白が若干異なりますので、最適な数値に微調整して、印刷実施し、最適な余白が設定されたPDFファイルを保存して完了です。

 裁判所等への提出書類は、左・綴じ代(30mm)及び上部・甲号証記載スペースの確保が必須ですので、ご参考にどうぞ!

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