
ニトリで販売されていたコタツ用椅子(コタツチェアPP-4 DBR)を使用していますが、「2017/01/19 株式会社 ニトリ こたつ用椅子 | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構」リコール商品の前に製造された類似製品で、使用中に回転台座の下部分4本固定の内、3本の木ネジが徐々に緩み、上写真の通り上金具に当たって、椅子の回転が不能となりました。
因みに、回転台座の上部4本は、ワッシャを用いて固定されており、今までに緩んだ事がありません。より荷重の掛かる(体重に回転台座本体の重量が加算される)回転台座の下部分固定に、何故、緩む事が想定される木ネジを使用する設計としたのか、理解出来ません。
ニトリの椅子商品での事故に伴う賠償命令などは、
「椅子の脚折れ転倒、うつ病に」 ニトリに賠償命令 – 日本経済新聞 2011年12月16日
ニトリへの賠償命令確定 「欠陥椅子で大けが、うつ病に」因果関係認める: J-CAST ニュース【全文表示】
リコール情報 : 製品安全ガイド(複数商品がリコール対象)
2010/07/24 株式会社ニトリ 椅子 | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構
椅子破損で転倒し後遺症、ニトリに賠償命令 仙台地裁 – 日本経済新聞 2016年9月9日
【点検&部品追加】ニトリ 木製回転イス 座面ごと落下する恐れ(ID:13621) | リコールプラス 2010/07/23
等々、実に多数のリコール商品や事故が発生している旨の報道があります。

コタツ用椅子(コタツチェアPP-4 DBR)木ネジ部分の隙間が狭く、通常の+ドライバーが入らない為、アマゾンで特殊ドライバー(Slim Offset Screwdriver No.6102 ⨁2×10)を購入し、上写真の通り木ネジを回して緩みを取り除くのですが、構造上、使用に伴いネジが浮いて来る為、頻繁にチェックして木ネジを押し込みますが、4本固定の内、一本のネジ穴は、完全に締まる事がなくなりました。
本来、安全を確保するのであれば、台座の木部の中に、八角や六角のビス受けを埋め込み、木材と強固に接着させた上で、椅子の板金を挟んで、上からワッシャーとボルトで固定すれば、使用中の緩みは発生しないと想定されます。
株式会社ニトリは、企業理念としてロマンとビジョンを公式サイトで掲げ、「【ニトリホールディングス】[9843]企業概要 社員数や役員報酬・資本金 | 日経電子版」によると、東京証券取引所プライム市場 札幌証券取引所に上場している企業です。上場企業としての社会的責任・使命は勿論、製造物責任法の観点からも、より安全となる様に、コスト最優先から脱却した、安全設計(安全最優先)に舵を切り変える様に、切に希望します。
メーカー関係者及び多数の消費者の為に、広く上記情報を公開します。