
掲載写真「波照間島の空港」は、2016年6月28日に撮影した作品だが、波照間空港の滑走路は、920mであり、RAC(琉球エアーコミューター)の使用機材 DH4(DHC-8-Q400CC)の必要滑走路距離1404mに満たない為、就航不能となっている。
参照リンク:波照間空港(沖縄県)
参照リンク:RACの飛行機豆知識! | 琉球エアーコミューターDHC-8-Q400CC(ダッシュエイト・Q400カーゴ・コンビ)
当初、粟国島(粟国空港・滑走路920m)に飛行していた第一航空の使用機材(バイキング・エア DHC-6 ツインオッター 400)は、2015年8月28日の滑走路逸脱事故に伴い、立ち消えとなった。滑走路は、共に、設置管理者:沖縄県の地方管理空港である。
参照リンク:粟国空港(沖縄県)
参照リンク:デ・ハビランド・カナダ DHC-6 – Wikipedia
参照リンク:第一航空機粟国空港着陸失敗事故 – Wikipedia
【私からの提言】
920mの滑走路で整備された波照間空港や粟国空港は、現状のままでは、定期航空路として飛行可能な機材を保有する航空会社が存在していない。現在、沖縄の離島間を飛行している民間機に飛行してもらい、住民及び観光客の利便性を図るには、滑走路を1500mまで延長して、DHC-8-Q400CC(ダッシュエイト・Q400カーゴ・コンビ)の就航を促す事が望まれる。
何より、多額の税金を投入をして整備した空港設備が、定期航空路に供されていない現状は、税金の無駄使いとなっており、改善が必要であると考える。更に、波照間島、粟国島ともに、フェリーの航続距離が長く、船酔いする乗客が続出している現況を打破するには、定期航空路線の開設が必須と思われる。因みに、南大東空港及び北大東空港は、共に1500mの滑走路が整備されて、RAC琉球コミュ-タ-のDHC-8-Q400CCが定期運行している。
参照リンク:南大東空港(沖縄県)
参照リンク:北大東空港(沖縄県)