台湾の次期総統2024年5月就任「賴清徳」氏や、鎌倉時代の「源賴朝」氏など、本人使用の正しい人名許容漢字(JIS第3水準)を用いないで、簡略化した俗字の常用漢字(JIS第1,2水準)「頼」を用いるマスメディアや官公庁の姿勢には、大いに疑問に思います。
本人使用の氏名表記漢字は、本人を表す(特定)する重要なアイデンティティ(identiti)自己同一性であり、簡略化(軽視)するべきではありません。常用漢字「頼」は、俗字です。
私の氏名も「縄田賴信」と、人名許容漢字「賴」のJIS第3水準文字が含まれますが、2001年夏以降に発売されたパソコンでは、常用漢字(JIS第1,第2水準)にプラスして、人名許容漢字などの(JIS第3,第4水準)搭載が義務化されました。
因みに、2001年以前(1991年購入)のワードプロセッサーでは、パナソニックのご好意で、外字(明朝体、丸ゴシック、ゴシック体、毛筆体)を作成して頂き、活用していました。
区役所関係の戸籍・住民票、保険証、運転免許証、マイナカード、多くの金融機関では、正しい人名許容漢字「賴」が表記されていますが、一部の地方銀行や郵便局、特許庁では、現在も未対応で問題となっています。
歴史上の著名人物ばかりか、2022年3月26日当ブログ記事「道警ヤジ排除判決・裁判長氏名漢字を正しく報道しないマスコミ各社!」でお知らせした現在の裁判長氏名ですら、簡略化した文字で報道され、報道機関や官公庁(特許庁や郵便)などでの人名許容漢字(JIS第3,第4水準)の対応未実施と、お粗末な(事実と異なる正確性に欠ける)状況となっており、是正改善されるべきだと思います。
参照リンク:賴清德Lai Ching-te・・・X(旧ツイッター)本人の公式サイト