北海道千歳市「Rapidus(ラピダス)」での(2ナノの先端半導体の量産目標)や、熊本県菊陽町(台湾積体電路製造(TSMC)による第1工場・12ナノ、第2工場・5ナノ、第3工場・3ナノの半導体量産)が計画され(共に、洗浄に用いる大量の水が確保できる場所)、日々、マスコミで関連ニュースが報道されています。
先端半導体の回路線幅2ナノメートル(2nm)の場合、2×10−9(= 十億分の一、0.000000001 倍)の大きさですが、人間のDNA1本の直径と同じ大きさで、如何に細いサイズでの量産計画なのか、実感できると思います。
私が、小学生の頃は真空管ラジオや真空管の白黒テレビ、中学生の頃にSONYトランジスタの量産(小型ラジオ)が市場に出て、その後、22歳の台湾勤務の頃には、IC(集積回路)が一般的で、1枚の集積回路の版下が畳1枚相当と、アナログ時代から比べ、日進月歩で、半導体技術は「ムーアの法則」通りに小型化、進化を続けています。
10年後、20年後の予測をすると、現在では想像できない程の、高度な製品が量産されるのでは思っています。
参照リンク:ナノ – Wikipedia
参照リンク:ムーアの法則 – Wikipedia