2014年1月3日更新
カメラの結露防止対策
カメラの結露防止対策 2/3
冬の北海道・撮影旅行の場合
(氷点下20℃ → 厳寒の北海道)
1. カメラの結露予防は、包装などに用いるエアーのプチプチ(エアーパッキン・半透明)のシート等で冷えたカメラを屋外で包む。更に、カメラバッグなどに入れ、移動中、暖かい車内でそのカメラを出さないことが絶対条件。

2. 次の撮影場所に到着した際、屋外でカメラを出して撮影、また同様に仕舞う。冷え切ったカメラが常温に戻るまで、数時間必要。この間に、暖かい場所でカメラ・レンズを拡げれば、まず結露になる。

3. 暖房の効いているバスや鉄道車内、待合室などで、どうしてもカメラを使いたければ、カメラをもう1台用意して、屋内専用とし、冷たい場所で拡げない。

4. 氷点下20℃では、通常フィルム切れは発生しない。氷点下30℃以下がフィルム切れ発生の目安。ただし、高速で巻き戻すと氷点下20℃でもフィルム切れが発生することもある。

5. 撮影時、レンズに呼気を吹きかけないように注意する。レンズに付いた水蒸気は一瞬で固まり、その場での除去は困難となる。カメラのファインダーを覗く際も、成る可く息を抑えて。レンズ交換時は、要注意!

6. 撮影待機時は、シャワーキャップなどをカメラとレンズに被せて、気流が直接当たらない様にする。

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新製品の仕様は、耐寒温度:氷点下15℃(連続3時間)となっている。
参照リンク:エツミ公式サイト
私の場合、桐灰カイロはるミニを、撮影前に体に装着し暖め、
撮影時に体からカメラカバー内ポケットへ移動装着して使用。
北海道やカナダ・イエローナイフなど、本格的な冷え込カメラの防寒対策必須!


天体撮影や日の出撮影時、カメラレンズを外気温よりも高くなる様に、
ヒーターを敷設すると、結露防止効果がある。

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ヒーターユニット、電池ボックスとワイヤーを個別にパーツ購入し、
自ら配線接続した手作りヒーター「赤丸(私が命名)」を活用しています。
デジタルカメラのプレビュー(液晶画面表示)を作動させると、
カメラ本体を暖める発熱(結露防止)効果と、更にミラーアップによる振動軽減効果もある。


氷点下の積雪時に、三脚固定使用を行う際には、
「スノーシュー」を用いて、雪面への沈み込みを防ぐ。
カメラのバランスが崩れるだけでなく、ゴムの石突き部分が雪中に氷状態で埋まり、
アルミパイプと分離して、石突の回収不能となることもある。
スノーシュー使用例
スノーシューヘキサ使用例/転載厳禁・プロ写真家なわたよりのぶ


 
 
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15m防水,2.1m耐衝撃,100kg耐荷重,-10℃耐低温,耐結露。
参照:メーカー製品・公式サイト
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