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2月7日イエローナイフに向かうジェット機内で、夕食後妙に機内が騒がしくなった。右側窓越にオーロラが見えているようだ。左手後方席に座っている私に、スチュワーデスが「コックピットに入れてあげる」と、案内してくれた。コックピット中央席に座り、客室との扉を閉める。小さく光る飛行計器の上の窓に、まさに夢にまで見たオーロラのカーテンが見える。手が届きそうな距離感で,オーロラ目がけて飛行しているようだ。副操縦士が「右手の窓を見てごらん」と囁いた。3重のカーテンオーロラが、目の前から遥か彼方まで、妖しい光を放ちながら地球を取り巻いていた。「ワー オゥ・・・」思わず言葉を失った。22時20分、予定より30分遅れで極北の地、カナダ・イエローナイフ空港に到着した。これからどんなオーロラと遭遇するのだろう。 |
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※テロ対策のため、今日ではコックピットに入れてもらえないでしょう。1999年の出来事です。 |
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2013年8月29日~9月9日(8/29~9/8現地10泊滞在)、
カナダ・イエローナイフにて、
湖へ映り込む(reflection:リフレクション)オーロラを求めて、
撮影旅行を実施しました。 |
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1989年4月、ワーキングホリデーにより、ニュージーランド南島の北部(ネルソン県郊外モトゥエカ・リワカ)に滞在していた。フラットメイトのスティーヴがパブから帰ってくるなり「外が変だ」と教えてくれた。22時18分、外に出て見ると南の空が真っ赤に燃えている。遠くで大規模な山火事が発生しているのか!?と思ったが、良く見ると赤い色は揺らめきで光の強弱を発している。「範囲も広く、どうやら山火事ではなく、これはオーロラでは?」と、スティーヴと話した。肉眼ではっきり見える真っ赤な発光も、高感度フィルムと明るいレンズを有していなかったので撮影不能だ。22時43分頃から赤色の発光量は徐々に減少し、23時過ぎには肉眼での確認限界へと変化していた。翌日のラジオニュースでは、70年振りにオーロラが発生したと伝えていた。一生に一回出会えるかどうかの大規模オーロラに遭遇し、驚きと興奮を覚えた。当時、オーロラの基礎知識を有しておらず、日本へ帰国後勉強し、知識を得てオーロラの本格撮影を試みて念願の成功を果たした。 |
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参考情報:太陽黒点活動周期(約11年)毎にオーロラも活発期となる。1989年、2000年、次回2011年が活動ピークとなり、その前後2~3年位は大規模なオーロラ発生が予想されていたが、ニュージーランドで発生するオーロラを調べていた処【素敵なニュージーランド:☆ニュージーランド オーロラ事情☆】、
2011年の太陽黒点活動ピーク予想が
相当ずれ込んで、2013年5月にピークを迎え大規模停電が発生すると、NASA【New Solar Cycle Prediction - NASA Science】が正式発表しました。
観測数値によると、2007年に最低レベルを記録して、徐々に上昇しているようです。 2012年8月5日追記 |
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