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※ カメラ・レンズを結露させると、故障するだけでなく、完璧な修理が不能となる場合もある。 結露させない予防対策がなによりも肝要で、そのためのアドバイスを下記に例示する。 |
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1. カメラの結露予防は、包装などに用いるエアーのプチプチ(エアーパッキン・半透明)のシート等で冷えたカメラを屋外で2重に包む。更に、クーラーバック(ソフトタイプのフィルムバッグ)等に入れ、移動中及び撮影待ちの間など、暖かい場所でそのカメラを出さないことが絶対条件。 2. 冷え切ったカメラが常温に戻るまで、数時間必要。この間に、暖かい場所でカメラ・レンズを拡げれば、まず結露になる。 3. バッグに収納したカメラは、常温下で数時間以上(一晩)放置し、その後フィルムの巻き戻しを行う。冷え切ったフィルムは固く脆くなっており、静電気の発生を軽減させるためにも、一般に、屋外での巻き戻しはトラブルの元。 4. 暖房の効いている観測小屋やバス車内で、どうしてもカメラを使いたければ、カメラをもう1台用意して屋内専用とし、冷たい場所で拡げない。 5. 撮影途中、フィルム交換をしたい場合は、あらかじめカメラをアースして静電気除去対策を施す。かつ、フィルムを超スロースピードで、本当にゆっくり巻き上げる。フィルムバックには、事前にカイロを用意しフイルムの極端な温度低下を防ぎ、その際、フィルムに直接カイロの熱が当たり、赤外線被りにならないように注意する。 6. 撮影時、レンズに呼気を吹きかけないように注意する。レンズに付いた水蒸気は一瞬で固まり、その場での除去は困難となる。カメラのファインダーを覗く際も、成る可く息を抑えて。レンズ交換は、控えた方が懸命! 7. 撮影待機時は、シャワーキャップなどをカメラとレンズに被せて、気流が直接当たらない様にする。 8. 液晶は、氷点下20℃以下に長時間さらすと、壊れる確率が高くなる。チャコール式カイロ(酸化熱タイプは不適)などで、保温対策を! |
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製品の仕様は、耐寒温度:氷点下15℃(連続3時間)となっている。 私の場合、桐灰カイロはるミニを、撮影前に体に装着し暖め、 撮影時に体からカメラカバー内ポケットへ移動装着して使用。 北海道やカナダ・イエローナイフなど、本格的な冷え込カメラの防寒対策必須! |
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氷点下の積雪時に、三脚固定使用を行う際には、 |
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