小笠原諸島父島
 
 2008年(平成20 年)3月26日~29日、
父島を3泊4日で観光しました。
その時の様子を、写真と共に解説ご案内。

 小笠原父島にはカラスがいない、蛇もいない。
朝、鶯のさえずりで目を覚ました。
島の地形は山岳のように険しく、海岸線も断崖が多い。
点在する海浜は、急激に深くなっており、遠浅の浜は無い。

ワンポイントアドバイス
①. 父島滞在3泊4日間の内、最終日以外、毎日水着着用となりました。
夕方に洗濯して干しますが、女性用水着は中々乾きません。
水着は2着用意して、交互の着用をお薦めします。

②. 大村地区にあるスーパーマーケットでは、牛乳やお菓子なども入手できます。
但し、おがさわら丸で東京から運ばれているため、入港後早めの買い物を心掛けましょう!
拘りのある飲食物は、其れ也の保冷剤などを準備して、東京から持参をお薦め!

③ . 島には診療所がありますが、重病・重傷の場合、
東京まで1000kmの緊急搬送(水上飛行機)となります。
日焼け止め、傷バンや胃腸薬などの市販薬、保険証は、持参をお薦めします。
子供たちは普段と環境が異なるため、はしゃいでつまづいたり、
予期せぬ負傷もあります。
充分気を付けて、良いご旅行を!!!

父島二見湾・大村地区
2008年3月29日三日月山(ウエザーステーション)への道・中腹から撮影
 港に接岸している船はおがさわら丸
港に停泊している大型客船は、にっぽん丸である。
大村地区には、港や村役場、郵便局、農協、観光案内所などの公的機関や、
多数の宿泊施設やお土産店、飲食店など、
小笠原諸島の中枢機能がある。

大村地区・公園前に広がる二見港大村海岸は、
海水浴場ともなっている。
ウエザーステーションの風景は、こちら

参考情報
小笠原村観光協会:事前に問い合わせし、
各種パンフレット・ツアー情報資料等を郵送して頂きました。
郵便物や荷物はおがさわら丸で運ばれるため、
通常6日毎の発送となり、所要日数がかかります。
今回申し込みしたお得な旅行パック
おがまるパック(割引クーポンを有効活用)
私たちが今回お世話になった宿泊施設
パパスアイランドリゾート(掃除の行き届いた綺麗な部屋)
2008年3月29日現在・父島内GS価格情報⇒レギュラー1リットル=¥237
           母島内GS価格情報⇒レギュラー1リットル=¥290
今回の取材旅行にご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

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トックリヤシモドキ写真
トックリヤシモドキ
2008年3月29日 小笠原村役場前庭 コンパクトデジカメにて撮影
 小笠原村役場前では、
B&G財団ツアーで訪れた子供たちによる、
記念植樹(写真トックリヤシモドキの左背景にある白い杭)が行われていた。

ココヤシ写真
ココヤシ・村役場前庭
ココヤシは10m以上の高さになるものもあり、村の街路樹ともなっている。

ココヤシの実写真
ココヤシの実
2008年3月29日 父島大村地区街路樹 コンパクトデジカメにて撮影
頭上10m位の所になっているココヤシの実。

パパイヤ写真
パパイヤ
2008年3月29日 コンパクトデジカメにて撮影
青いパパイヤの実は、野菜サラダとして食用される。

タコの木・タコの木の実・イソヒヨドリ
コンパクトデジカメにて撮影
イソヒヨドリは、島の各地で頻繁に見かける。
タコの木(幹がタコの足の様)と、タコの木の実(パインの様)は、ユニークな存在。

聖ジョージ教会写真
聖ジョージ教会
父島大村地区にある聖ジョージ教会、公道(歩道)からコンパクトデジカメにて撮影

天然記念物オオヤドカリ写真
天然記念物・オオヤドカリ
コンパクトデジカメにて撮影
ナイトツアーの最後、コペペ海岸にて多数の大ヤドカリに出会う。
私たちが島を訪れる前10日間位、
雨天続きで湿度が高くなっていたお陰で、グリーンペペも見る事ができました。
まさかこの季節、地上ではなく
シダ植物の葉っぱの陰にグリーンペペがあるとは!
ガイドさんがいないと、見つけるのは大変かも!?

 3月28日は快晴・ほぼ無風状態のナイトツアー絶好日和でした。
事前に申し込まないと、定員に達し参加できないお客様も!
満点の星空の中、すばる星雲などを堪能。
双眼鏡とミニライトを持参、長袖の服装で、準備万端!
オガサワラオオコウモリもしっかり観て、鳴き声も聞きました。

パッションフルーツとハイビスカス
一眼レフ・広角【ポジフィルム】にて撮影
 ハイビスカスが一年中咲き乱れる小笠原ですが、
パッションフルーツやサトウキビ、
トマト、豆類などの果物や野菜は、その殆どが母島で生産され、
船で父島まで運ばれてきます。
農協に事前予約して、
パッションフルーツ1袋7個入り¥525で購入しました。
パッションフルーツの食べ頃は、表面にシワが出来た状態です。
生で食べても甘酸っぱいのですが、
宿で教えてもらった、パッションフルーツ・アイスクリームにしたら、
今迄にない本当に美味しくて
さっぱりとした特製アイスクリームとなり大好評でした。
レシピを教えてくれたお姉さん、ありがとう。

パションフルーツとハイビスカス・小笠原イメージ写真
パッションフルーツとハイビスカス・小笠原イメージ
大判カメラ4×5インチ【ポジフィルム】にて撮影
ゴミ一つ落ちていない父島二見湾・大村海岸は、
海水浴場となっており、隣接する公園には、
公衆トイレ・シャワー(冷水)などの設備もある。

おがさわら丸見送り・父島二見港・二見湾沖
一眼レフ・広角レンズ【ポジフィルム】にて撮影
おがさわら丸の見送りには、宿泊施設や各種ツアーなど観光関係者は勿論、
転勤を迎えるこの季節ならではの官公庁の関係者まで、大勢の見送りがあった。

父島人口1917名(2008年4月1日)に対して、
小笠原丸旅客満席定員1043名が島を離れることに対する想い!

乗物に弱い方は、下記・酔い止め薬効果大。
事前服用を!( 他の薬との併用不可・注意書き参照
参照リンク: 製薬メーカー・薬情報

父島二見湾沖・おがさわら丸見送り写真
見送りありがとう
一眼レフ・望遠レンズ【ポジフィルム】にて撮影、4枚の写真を画像合成。
見送りの多数のボートから、
ほぼ1名の割合で飛び込み送迎をしてくれた。
感謝!

2013年6月22日更新
写真家・縄田頼信
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