デジタルカメラ(写真)のホワイトバランス(色温度)補正について |
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① 人間は、光源の違いを脳で補正しているが、光源特有の色温度の違いによって、フィルムやオート撮影では、緑色冠り(蛍光灯)、赤色冠り(白熱電球)等、異なる発色となる。これらを補正するカメラ機能が、ホワイトバランスである。具体的には、オート、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ、マニュアル、色温度指定(2500~10000K「ケルビン(熱力学温度・絶対温度を表す単位)」)などがある。 |
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② 下の「朝映えの能取湖1」写真は、デイライトフィルム(光源・太陽)を用いて日の出時刻に撮影している。デジタルカメラで朝焼けや夕焼けの撮影を行う場合、デジタルカメラのオートホワイトバランス補正により、赤色が減少される。色温度(光源)設定を太陽(5500~6500K)に設定して撮影すると、赤色減少は防げる。 |
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③ 下の「札幌時計台・冬1」写真は、タングステンフィルムを用いて夕刻(日没後)の小雪の中でフラッシュを発光し撮影している。デジタルカメラの場合も、色温度設定をタングステン(3200K)に設定して撮影すると、夕刻でも赤み被りを防いで、青色を強調できる。 |
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④ カメラまかせのオート・ホワイトバランス(色温度自動)の場合、下写真2のように赤オレンジを帯びた色となる。タングステン(裸電球マーク)光源設定にすると、下写真1のように肉眼に近づいた自然な発色となる。 |
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⑤ デジタル写真データをPCモニターで見る際、Windows機種ではモニター色温度9300Kが多く、色味が異なって表示される。ヨーロッパで発売されているWindows機種はモニター色温度6500Kが一般的で、日本向けにはより明るく(青白さを強調)した色味となっている。 |
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Adobe RGBの色域をほぼ100%カバーする広色域液晶搭載 |
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プロ仕様キャリブレーション対応液晶モニターWindows & Mac両方に対応 通常モニターは、色が安定するまで約30分必要。 特許技術採用センサー搭載で、電源投入直後から正確な色で作業開始! |
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⑥ 下の「天の川と哲学の木1」写真は、色温度タングステン(白熱電球)3200Kに下げて撮影している。 |
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⑦ 下の「哲学の木日の出前1」写真は、天文薄明かり(日の出没前後2時間)の中、背景の青空を強調した作品となる様に、色温度:白色蛍光灯4000Kにて撮影している。「哲学の木日の出前2」写真は、肉眼に最も近い発色で、ホワイトバランス(色温度)オート6500K相当にて現像した作品である。 |
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⑧
色温度の違いは、高色温度領域の500K差はあまり目立たないが、低色温度領域での500K差は、高い色温度2000K以上の差となって顕著に違いが生じる。よって低色温度領域では、こまめな補正が必要である。 |
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縄田賴信写真家事務所でも使用している |
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モニター:AdobeRGB対応 ColorEdge CG2420-Z(キャリブレーションセンサー内蔵) |
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