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ニュース(オランダ・ゴッホ美術館改修工事終了!) |
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長い一日だった!(ホテルが満室・泊まれなかったオランダ) |
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1991年5月18日(土)、スペインでの撮影を終え、バルセロナから日本への経由地、オランダ・スキポール空港へお昼頃降り立った。宿を予約していなかった私は、早速YHへ予約電話をかけたが満室(Full Booking)で、空港内のインフォメーション(ホテル紹介)でも満室に付き紹介出来ない旨、断り書きが張り出されていた。 アムステルダム市内は駄目でも郊外へ行けばどうにかなるだろうと、Zaanse Schanasを目指して電車で移動した。お目当ての風車を撮影し、合間に2・3ホテルを当たった。Zaanse Schanasで一件、1泊・3万数千円相当の部屋があったが、予算オーバーのためあきらめ、更に郊外へと電車を乗り継ぎ片っ端からホテルを当たった。 オランダの週末と、ドイツの祝祭日&学校休暇に伴う旅行者流入で、何処のホテルも満室(Full Booking)だった。毎年実施日が異なるキリスト教関係の祝祭日、ドイツでは連休のため、多数の旅行者が陸続きのオランダに訪れていようとは、予想だにしていなかった。 20時過ぎ、最寄りの警察署で電話を借り、イエローページを片っ端から100件以上掛けるが、一件も空き室は見つからなかった。 半ば諦め、駅で野宿かとアムステルダム方面への電車に乗ったのだった。先程の警察署で絞られていた男性も乗っていたが、自転車持参で私のボックス席対面に乗り込んで来た女性(Ms. Veen・25歳)と、一時間余り会話をしたのだった。今日の出来事をかいつまんで説明したら、同情してくれて、『どうしてもホテルが無ければ、私のフラットに泊めてあげても良いけど!』と言ってくれた。 アムステルダム駅に着いたのは深夜0時を周っていた。深夜のアムステルダム市内を、自転車を押して行く彼女の後ろに付いて歩いた。街灯が運河に反射して、運河沿いの光景を写真に撮影したいな・・・と思う反面、睡魔との闘いの中を気力で歩いていた。Ms. Veen のフラットに向かう道すがら、更に数件ホテルを当たったが、やはり空き室は無かった。1時間ばかり歩いて、やっと彼女 のフラットに到着したのだった。 好意に甘えるお礼に、スペインで購入した赤ワインをプレゼントした。シュラフ(寝袋)を借りて、居間で休ませてもらうことになり、長い一日をやっと終えることが出来た! 2006年11月8日 続きは後日。 |
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