熱気球フリーフライト搭乗・体験記
熱気球 フリーフライト
熱気球一斉フリーフライト/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球一斉フリーフライト
2003年2月15日(土)オホーツク小清水流氷バルーンフェスティバルが開催され、
そのイベント中で熱気球フリーフライト(風任せ)及び係留フライトを初体験しました。
前半にフリーフライト、後半に係留フライトの様子を、それぞれUPしております。
オホーツク上空で風になる雰囲気を感じてもらえれば幸いです。


熱気球フライト準備/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球フライト準備
朝8時受付開始、手続き(フリーフライト搭乗料5000円支払い)や、
説明が行われた後、スケートリンクの周囲にそれぞれ場所を確保し、
バルーンを広げ送風機で空気を送り込むところから始まります。


こしみず1号送風開始/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず1号送風開始
小清水町が所有する熱気球は3機あり、
其の内の「こしみず1号」が最初に準備されます。
私が搭乗予定の「こしみず2号」は、場所の確保が出来ず、
1号が飛び立った後に準備に入ることになったため、
1号の準備状況を取材します。


こしみず1号送風開始2
エンジン付の送風機でドンドン空気を送り込むと、
徐々に気球が膨らみます。


こしみず1号送風中/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず1号送風中
この位の膨らみ状態でも、まだ、送風機で空気を送り込みます。


こしみず1号離陸前/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず1号離陸前
バーナーを、小まめに点火・消火し、
徐々に気球を立ち上げます。
3人乗りで、高さ約1m20cm
ガスボンベ3本を搭載しています。


 
熱気球フリーフライトフライト離陸
熱気球フリーフライト離陸
こしみず1号離陸/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず1号離陸

こしみず1号の離陸を見送ります。


こしみず2号離陸前/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず2号
私が乗る「こしみず2号」も
バーナー点火され、いよいよ搭乗です。


こしみず2号上昇中/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず2号上昇中
9:00AM、地上に繋がれていたロープをレバーで切り離すと、
あっという間にほぼ垂直に200m余り上昇、その後もゆっくり上昇します。

風になった(上から下の熱気球を見下ろす)転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
風になった!
海から内陸への風のため、20機余りの
気球は全て流氷から遠ざかっていきます。
すっきり青空となりませんが、この方角は
逆光なので、薄日が好都合となっています。


小清水2号バーナー点火/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
こしみず2号のバーナー点火
こしみず2号はバーナーを燃焼、噴出音のため一時的に会話がストップします。
真下の気球とも旨くクロスし、高度約400m・毎秒約2~3mで、風となって飛行します。
着陸する時解ったのですが、気球上部の円形部分は、バーナー横に
在るロープを引くと開口し、着陸後、膨らんだ気球が一挙に萎みます。

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バルーンクロス直前/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
バルーンクロス直前
 この後、写真の気球頭上を通過します。上部の気球に優先権があ
るとのことですが、気球全体の約1/3の高度差でクロス飛行します。
広角17~35mmレンズを17mmで撮影しています。


小清水の防風林/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
小清水の防風林
防風林に区切られた畑作地域も、一面雪世界となる。


上空熱気球フリーフライト・フェスティバル/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
上空熱気球フリーフライト・フェスティバル
風が一定方向に流れているため、気球も皆同じ方向に流されています。
風と同化しているため、上空に居るのに体感的には無風状態です。
バーナー噴射も短時間のためノイズも皆無で、シャッター音だけ響きます。



熱気球ペアー・防風林擦れ擦れ/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球ペアー・防風林擦れ擦れ
防風林擦れ擦れの高度で飛行。
他の乗り物では、こうはいかないでしょう!
鳥よりも遥かにスローペースで、本当にゆっくりと浮かんでいます。


熱気球ペアー縦/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球ペアー・縦
熱気球はバーナーの燃焼で上昇、
バーナーを止めれば、
緩やかに下降しながら風に流されます。


熱気球ペアーと防風林/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球ペアーと防風林 -1
熱気球フリーフライトは風任せのため、畑が一面銀世界になる
真冬から春先までがシーズンです。気流の安定が求められるた
め、強風や悪天候では飛行中止となります。


熱気球ペアーと防風林2/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球ペアーと防風林 -2
高圧線や電線、民家が少ない平坦な畑作地帯は、熱気球のフライトに適しています。


熱気球シングル/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球シングル -1
熱気球単独フライトでは、熱気球の写真を撮影出来ません。
日本各地からの参加者が集まるフェスティバル故、多くの熱気球の写真もお互いに撮影出来るのです。

熱気球シングル2/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球シングル -2
写真の熱気球と、私が搭乗している
熱気球では、この時、ほぼ同じ低空
高度で飛行しています。


熱気球こしみず2号着陸まじか/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
「こしみず2号」着陸間近
シルエットは「こしみず2号」で、
この後、1分弱で着陸しました。

飛行時間約18分間のフリーフライトは、
私を虜にして来シーズンも参加したいと思いました。


雪面に覆われた畑に熱気球フリーフライト着陸/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
雪面に覆われた畑に熱気球フリーフライト着陸
パイロットによる気球撤収が行われ、
関係者がスノーモービルで牽引して回収します。


 
熱気球係留フライト搭乗・体験記
熱気球係留フライト
巨大熱気球アース・ウィ・ラブ号/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
アース・ウィ・ラブ(Eerth We Love)号
小清水町所有の" アース・ウィ・ラブ(Eerth We Love) 号"は、
少し前まで日本一の大きさを誇っていた。


熱気球アース・ウィ・ラブ号バーナー噴射/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
アース・ウィ・ラヴ号 バーナー噴射
 ちょっと前迄、日本一の大きさを誇って
いた気球。本体は勿論、バーナーや籠も全
て特大で、その大きさに圧倒されます。


熱気球係留フライトに乗り込み/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
係留フライト(無料)に乗り込む人々
翌年から、係留フライトも有料になりました。


小清水町の熱気球係留フライト/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
小清水町の熱気球係留フライト
ロープがダンプや重機に繋がっているので、
20人余りの人々は籠高度数十m位置で停止します。
3~5分、しばしの上空体験後、気球は降下し着陸、
次の人々を乗せて再度上昇を繰り返します。

途中、酪農小清水から、温めた牛乳
の差し入れ(無料)サービスもありました。

11時から12時までの間、10回
程度上下していました。
 
熱気球垂れ幕/転載不可・プロ写真家なわたよりのぶ
熱気球搭乗記・終わり
斜里警察のPR用垂れ幕も、
文面を差し替え5回撮影されました。

大人から子供まで、200名余りの係留フライト搭乗者は、
私と同じ初体験の様で、皆さん喜ばれていました。


リンクバナー小清水町

 
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