低緯度オーロラ解説図
疑似と低緯度オーロラ
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低緯度オーロラ解説図
 オーロラが活発となり、オーロラベルトが最大限南下(サハリン北部・北緯57度)に達したした場合
を想定した。オーロラの高度は100〜500kmなので、北海道(北緯44度)から地平線上仰角10度にて
オーロラ上部の赤い部分が見える可能性を示している。
 しかし、栃木県日光(北緯37度)から地平線上仰角10度では、オーロラの最高部・高度500kmを上
回る高さを見ていることになり、これらの写真は明らかにオーロラではない。
新聞紙面などで、誤ってオーロラ写真として掲載されている例もあり、関係者の注意を促したい。

 
 
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