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赤間硯の保管は、直射日光を避け、ストーブなどの熱源から離れた場所が求められる。硯は定期的に使われていれば、適度な湿度が確保されるが、鑑賞用として床の間などに飾る場合も、長期間風に直接当てない等の、ケース収納など乾燥を防ぐ工夫がいる。 商品が収められている桐箱は、乾燥や直射日光から守ってくれるので、長期保管の際には活用してただきたい。赤間硯は、木製楽器や日本画ほど繊細な材質ではないが、それなりに保管上の注意が要る。 |
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硯は、生きた墨を得るために毎回洗う事が重要。時々、水ペーパー180番を用い、水を付けて丘(墨を磨る部分)を磨ると、鋒鋩(ほうぼう・石が有している棘のようなもの)を引き起こす「目立て」が出来、墨の澱(おり)が良くなる。【天然硯砥石(鋒鋩目立て用)下記参照など】を使うと更に効果がある。 |
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硯の蓋は、摘みを持って、右利き書道の際には硯右側にゆっくりと平らに置く。 硯本体に斜め掛すると、本体彫刻部分や蓋裏面に傷が生じるので避ける。 本体に戻す際には、摘みを持って、ゆっくりと手を添えて丁寧に蓋枠部分に置く。 |
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車などの乗り物や手提げバックなどで硯を運搬する際には、下の写真の様に、蓋を外して、硯本体をひっくり返して包み込み、本体裏面上に蓋を密着させて置く。更に布や紙クッション材などで梱包する。箱の中で硯が動けば、石の細やかな彫刻部分がぶつかって欠けることもある。遠くへ運搬したり、振動が予想される場面では、予め桐箱の外側にも更にクッション材で包装した梱包が望まれる。 |
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縄田宝泉作の赤間硯は、上記の注意事項を守ってご使用頂ければ、 孫子の代まで末永くご鑑賞・ご使用頂けます。 |
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